精神科とはどんなところ

精神科とは?どんな診療科?

精神科とは、心の病気を治療する診療科です。精神疾患を主に扱うのが特徴で、エラーを起こしてしまった心を治していきます。主な治療方法は薬物療法とカウンセリングで、心理状態や症状の有無で治療方法を変えていきます。病気や人によっては薬の合う合わないがあるので、慎重に薬選びが行われるのも特徴です。治療に必要と判断された場合には幼少期の思い出や今までのトラウマ、現在の悩みなど医師に事細かに話すケースも珍しくありません。プライベートの話もするので、患者さんが診察中に感傷的になってしまうこともあります。

通院では症状が改善されないときには入院をして、しっかり病気の治療に専念します。アルコール依存症などの場合は、入院するときに持ち物の制限が設けられていることもあります。

精神科で扱っている病気と治療方法

精神科で扱っている病気にはうつ病やパニック障害、統合失調症など精神疾患を主に扱っています。この病気を扱うという決まりはありませんが、心の病気を中心に治療をしていくのです。うつ病は心の風邪とも言われる病気で、食欲や性欲がなくなったり、気分が落ち込んだりします。脳の機能障害が原因とされているので、服薬やストレスの向き合い方などを通して治療します。パニック障害は突然の発作が起こり、生活に支障が起きてしまう疾患です。外出なども出来なくなることがあるので、薬での治療と合わせて心理療法をして症状を改善させます。統合失調症は脳の情報伝達物質の障害が起こり、幻聴や妄想に取り憑かれる病気です。脳内の異常を薬で正常に戻していきます。

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